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大和言葉4

大和言葉4

大和言葉を研究しますと、不思議に顔の部分と植物との同音の言葉で呼ばれているのに気がつきます。例えば

目と芽、鼻と花、歯と葉、耳と実(み)、頬と穂(ほ)

万葉集の研究されている中西進氏の説によれば、これらは語源が共通しているからだと言われています。上記のように漢字にすれば、まったく別の言葉のよう見えますが、上代の日本人は、顔のパーツも植物のパーツも、「め」「はな」「は」「み」「ほ」と同じように呼んで、同じようなものと考えていた、と思います。

例えば
「目」と「芽」は、「開いて現れる物」
「鼻」は顔の真ん中に突き出ています。同様に「花」も、植物の枝先の先端に咲きます。」、「歯」と「葉」は「生え出た物」
「耳」と「実」は「中身のある物」
「頬」と「穂」は「ふくらんだ物」である。
「みみ」と「ほほ」は、音が2回重なるのは、2つ付いているからです。


さらに古くは手足のことを「枝(えた)」と呼んでいました。「手」「足」と呼び分けるようになったのは、奈良時代あたりからでしょう。このように私たちのご先祖は、植物も人体も同じものだ、と考えていたのです。
と見なしていたのである。すべては「生きとし生けるもの」なのだ。こうして古来の大和言葉の源を辿っていくと、古代日本人の世界観が見えてくる。

花が「咲く」のと、人の「幸い」も同根であります。私たち神職の祝詞に「幸給ふ」(さきはひたまふ)、という言葉を使います。「幸い」は 「さきはひ」で、「さく」と「はひ」に分かれます。 「さく」は「咲く」です。ものがそのピークの状態、いわゆるマックスになることを意味します。ちなみに「花盛り」の「盛り」も、「さか」+ 「り」で、花が咲きあふれているピークの状態を意味します。またお酒の「さけ」も、酒を飲むことで、気持ちが高揚し、 幸福感を抱く、「酒盛り」も同じ意味です。

次に「さきはひ」の「はひ」は「延ふ」で、ある状態が長く続くことを指します。「味はひ」は、「あの人の言葉には味わいがある」と言うように、 「長く続く味」を意味します。 そうしますと、「さきはひ」とは「咲く」という花の満開状態が 「延ふ」、長く続く、ということになります。神職が奏上する祝詞を通して、「言霊」の威力で、心が花開くような嬉しさが、持続的に続くのを祈念している姿には、古代人がこの言葉に込めた「祈り」の意味が伝わってきます。

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