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天皇の敬称について

天皇の敬称について
「万葉集」第三巻・235に柿本人麻呂の短歌があります。

大君(おほきみ)は、神にしませば、天雲の、雷(いかづち)の上に、廬(いほ)りせるかも

解釈しますと、大君は神であらせられるので、雷の上に仮宮をお作りになっていらっしゃる、という意味ですが、ここでの大君はおそらく、天武天皇・持統天皇・文武天皇いずれかと思います。

私は天皇陛下の敬称を「大君」と呼ばせて戴くことが好きです。または「帝」「御門」と書きまして「みかど」とお呼びするのも好きです。しかし明治期に制定された「皇室典範」により、天皇・皇后に対しては「陛下」という呼び方をすることが規定されています。天皇様を今上陛下、天皇陛下もしくは陛下とお呼びします。

今上陛下、天皇陛下を「平成天皇」という者がおれば、頭を叩きたいと思います。現在の一世一元の制度に基づけば、在位中の元号をもって追号とされることが「皇室典範」で規定されています。明治天皇、大正天皇、昭和天皇の呼称はあくまでも追号です。贈られるのは大喪の礼に先立って行われる追号奉号の儀を執り行ってからです。

崩御後に贈られる諡号で、存命中の天皇様に「平成天皇」という呼称は誤りです。もし花谷家の一族で今上陛下をこのような無礼な呼び方をするものがおれば、先祖伝来の刀で打ち首にします。

ところで崩御後に贈られる諡号が決まらない先帝陛下を「大行天皇」とお呼びします。大行とは「大いなる行ない」を意味し、ここでは死去した天皇への顕彰を表す語として「大行天皇」が用いられています。また「神上がられて現世(うつしよ)に戻られぬ天皇」という意味もあります。

「天皇」という称号はいつごろから生れたのかは、近年の研究で、天武天皇の時代(7世紀後半)以降との説が有力です。その時代では、おそらく「てんおう」「てんわう」と発せられたと思います。それ以前は、天皇に当たる地位を、国内では大王(おほきみ)と敬称されたと思います。皇御孫命(すめみまのみこと)と呼称されたこともあります。

中世や平安時代から江戸時代までは、みかど(御門、帝)、きんり(禁裏)、だいり(内裏)、きんちゅう(禁中)などさまざまに呼ばれかたをされています。白川神道では天皇様を主上とお書きして「おかみ」「しゅじょう」という言い方をしております。

大和言葉で言えば「すめらみこと」が正しい呼称だと思います。私の一族は「天皇陛下万歳」は言いません。「天皇弥栄」(すめらみこといやさか)と言います。

次に「天皇制」という呼称は、ソ連共産党が指導して世界革命を目指すコミンテルンによる造語です。従いまして、日本を共産主義革命行い、そのための手段として天皇制打倒、天皇制廃止、と言い切る時のためにのみ用いられているので、決して使ってはいけません。

次に「平成」という年号についてですが、「平成」の「平」を分解しますと「一」と「八」と「十」の字で構成されています。「一」で「い」、「八」で「は」、「十」で「と」と読むと「いはと」となり、「岩戸」に当てます。「平成」の「成」(なる)で「岩戸成る」と当て字になります。自分勝手な解釈で申し訳ありませんが、「平成」で「岩戸開きが成る」と信じています。

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