So-net無料ブログ作成
検索選択

「神宮大麻暦頒布始祭」のご奉仕について

「神宮大麻暦頒布始祭」のご奉仕について

皇室の御祖神(みおやがみ)であり、日本人の大御祖神(おおみおやがみ)である天照大御神さまをおまつりしている伊勢の神宮は、日本の国をお守りくださる私たちの総氏神です。日本の中で最も貴いお宮である伊勢神宮のお神札を神宮大麻(じんぐうたいま)といいます。古くは「おおぬさ」と読み、「お祓いさん」「神明様」などと呼ばれ「天照皇大神宮」と印されています。

神宮大麻は神宮の清浄なる地で身を浄めた人たちの手により、いくつもの祭儀を経て奉製され、人々が健康で幸福な一年を過ごせるよう祈りが込められています。毎年、年末になると地域の氏神さまを通して全国の家庭に配られます。

伊勢の神宮においては、毎年9月17日には「神宮大麻暦頒布始祭」(じんぐうたいまれきはんぷはじめさい)が執り行われます。神宮大宮司から神社本庁統理へ授与され、各都道府県の神社庁を経て、地域の神社関係者から皆様のもとへ神宮大麻が届けられます。

大阪府神社庁におきましても、神宮から届いた神宮大麻を管内に頒布を始める奉告の神事、「神宮大麻暦頒布始祭」が毎年行なわれています。今年は11月2日に執り行われます。

この神事の斎主に私が選ばれました。今年は大阪府神社庁設立70年を迎えます。そのことから近畿地方、二府四県の神社庁長と神宮からは大宮司の代理の神職が来賓として参列され、総勢五百名以上の神社関係者が来られる予定です。祭員は5名で執行します。大きな神事になります。

先月8月29日に11月2日に執行される「神宮大麻暦頒布始祭」の習礼(しゅらい・リハーサルのこと)を行いました。神社本庁制定の「神社祭式行事作法」に基づき、祭祀における神に対する礼法ともいうべき「作法」(基本動作)の実技を祭式講師から指導受けました。自分の悪いクセを見つめ直し、新しい作法を学ぶ場として良い機会なのではないかと思いました。いかに、悪いクセを直し、良いクセをつけるのかは自分次第で自己研鑽に励まなければならないと感じました。

重要な神事に際して祭員の協力一致が必要ですので、斎主を中心として、打ち合わせ習礼を綿密に行うことが大切です。今月9月28日にも習礼が行われます。

神道は悠久の昔より神祭りを中心として伝えられてきました。その神祭りに生きる神職の第一の使命は言うまでもなく祭祀の厳修です。その祭祀に奉仕するには、まず神さまを祭る心を己が心とすると同時に、その心の表れである形(作法)に習熟する必要があります。

神職は祭式という作法のもと、神さまに対し失礼のないよう祭典や神事を奉仕しなければなりません。座り方、立ち方、足の運び方、笏(しゃく)の持ち方をはじめ敬礼作法など全て決まっております。皇學館大学で神職の資格を取得するために繰り返し行う厳しい研鑽を経て身に付けていますが、年を重ねるごとに少しずつ姿勢や動きなど形が崩れてしまったり、癖がついてしまうことも間々あります。

時々、大阪府神社庁主催の祭式研修会に参加し、総点検して、基本に立ち返り美しい作法を身に付けるべく研鑽を重ねる必要があります。美しい作法で奉仕することにより、神さまに無礼がないように、そして参列者に喜んでいただき感動を与えることが出来ると確信しております。







nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。