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「神気」

「神気」
東洋医学において、「望診」(ぼうしん)という診断方法は非常に重要なボジションを占めています。自分の視力を通して体全体・顔面の色艶・舌の色・経絡などを診て診察する方法です。現代医学の言う「視診」とは全く違います。根本的に違うところは「望診」で「神気」を診ることが第一義にしているところです。

「神気」とは一体何か、といえば生き生きとした「生命力」ということです。人種によって「白人」「黒人」「黄色人」等の区別することができますが、人種の色とは関係なく「生命力」を感じることが鍼灸師にとって大事なことなのです。

神社の宮司として鍼灸師を続けている一つに「神気」を診ることは神道に通ずることがあるからです。神職として神さまの「神気」を感ずることができなければ失格です。発現されている「神気」を生き生きと、すっきりと、はっきりと分からなければ神さまと感応できません。また「神気」には色があるのです。神さまに神饌(しんせん・お供えのこと)を供するときに「神気」に色を感ずるときがあるのです。神饌を供して祝詞奏上するときに、「神気」に精彩のある赤色・青色・白色など、またはっきりしない色を感ずることが、時々あります。

このことを鍼灸医学では「気色(きしょく)」といいます。患者の人体から発する「発色」の鮮やかさ、生命体に現れる色を診て、生き生きとしているのか、悪い状態になっているのか診断と治療に役立てているのです。「気色」を見て「神気」のないものを「失神」、あるものを「得神」といったりします。悪性腫瘍などで亡くなる寸前、一時的に「神気」が生き生きとするときがあるのですが、「残灯復明(ざんとうふくめい)」といって最期の灯火です。これを「仮神」といっています。

時々、中国人から「風水」を依頼されますが、そのときにも土地の「神気」を見ます。場合によって土を舐めて「神気」を判断するときもあります。もちろん「気色」も判断します。東洋医学も風水学も神道神学も「神気」を感ずる学問です。

当社はいつも境内・ご神木・神殿には、神気=玉=魂=生命力を感応できるように、「すがすがしさ」を感応できるように工夫し努力しています。それができなれば祝詞を奏上しても鎮魂をしても感応することはできません。そして常日頃から自分自身、気が枯れないよう(けがれる→汚れる)に気を使っています。



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