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「憲法70歳。何がめでたい」

「憲法70歳。何がめでたい」
平成29年5月3日の産経新聞朝刊の第一面の見出しに「憲法70歳。何がめでたい」という記事がありました。

ご存知のことと思いますが、日本国憲法は占領下の昭和22年(1947)5月3日に施行されました。世界中で改正されたことがない憲法が日本国憲法で、施行から70年も経ち世界一の「長寿」となっています。それで産経新聞が皮肉で「何がめでたい」と記事にしたのです。

そもそも日本国憲法を草案したのは連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)です。それも8日間で草案しました。その証拠に日本国憲法が英語で書かれた草案が存在しています。日本国憲法は英語で書かれたものを訳したものです。ハーグ陸戦条約には占領軍は占領国の憲法を制定してはいけないとしてあります。しかしそれを無視して草案した為に占領軍は英語で作ったのです。

知られているとおり、日本国憲法の改正には国民投票をすることが定められています。日本国憲法が草案されたときには国民の議論もなし、国民投票を行っておりません。国民の議論もなし許可もなし、国民投票もなし、それで「日本国憲法は国民の信を得ている」、という野党の発言は滑稽です。

また不思議なことに明治憲法と呼ばれている大日本帝国憲法は破棄されていません。占領の言論統制の中で国会の議論や国民投票で破棄することができていないからです。大日本帝国憲法はまだ存在しているのです。どこに存在するかというと、実は日本国憲法の中に存在しているのです。

大日本帝国憲法第73条の改正手続きを利用してほぼ全文を入れ替えて、作られたのが日本国憲法です。簡単に言えば大日本帝国憲法の延長線上に日本国憲法が存在するのです。そうすると日本国憲法は存在しない、と言うことになります。無効なのです。

ところで第23条に「学問の自由は、これを保障する」とあります。学問の自由を保障するならば例えば東京大学などの国立大学への入学制限の入学試験は憲法違反と言うことになります。

そして日本国憲法では憲法を守らなければいけない義務がある対象を具体的に指定します。第99条です。条文を見てみます。

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

この条文の中には国民は入っていません。憲法を守る義務があるのは公務員だけです。国立大学の入学試験を実施していている文部科学省と公務員たちは憲法違反になります。

第9条の問題ではなくいろいろな矛盾と問題を持っている日本国憲法を改正されたことが一度もなく、70年間存在すること自体が『世界最古の憲法』と揶揄されているのです。

以下は、先進国におけるこれまでの憲法改正の回数です。

ドイツ:59回
フランス:27回
カナダ:19回
イタリア:16回
アメリカ:6回
日本:0回

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